観葉植物って非常に綺麗ですし、家に一鉢あるだけで癒し効果が高いですよね。
観葉植物もいろいろありますが、インテリアに匹敵するほどの大きなサイズではなく、できればコンパクトなサイズなものも育てたいと思っている人もいると思います。
そんな人にオススメなのが、ズバリ、テーブルヤシです。
テーブルヤシを一つ置くだけで南国ムード満点!部屋の雰囲気が一気に明るくなりますので、非常にオススメです。
ただ、どんな風に育てたら良いのか分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、テーブルヤシの特性などについて色々とまとめてみました。
殺風景なテーブルの上を少しお洒落に、そして華やかに彩るテーブルヤシ、これから観葉植物を育ててみようと思っている人は最後まで読んで参考にしてくださいね。
テーブルヤシはなんと言っても日差しが非常に重要になります。
ただ、ここで誤解されるのは日差しの強さなんです。ヤシは南国にたくさん生育しているイメージがあると思いますが、実は強い直射日光は意外とNGなんですよ。
真夏の強い日差しがガンガンと当たる場所での生育には向いていません。
葉が太陽の強い日射しによって火傷をしたような状態になると、葉焼けという現象が起こります。
日差しは必要ではあるのですが、あまりにも強い直射日光は避けなくてはなりません。
真夏の窓際で、カーテンのない部屋に置くと弱ってしまう可能性が高くなります。
ヤシというイメージから誤解をして育てると枯れてしまう可能性がありますので、注意してください。
ただ反対に、日差しが弱すぎる場所に置くと、今度は生育が悪くなってしまいます。
極端な日光不足に陥ると葉っぱの色が薄く、くすんできたり害虫がつきやすくなってしまいます。
そうなるとテーブルヤシが弱る原因になってしまいます。
明らかに購入した時と違うなと感じたら明るく、柔らかい日差しが当たる場所に移動させて様子を見ましょう。
そして大切な水やりについてもコツを覚えておいてください。
テーブルヤシの水やりは、土を触ってみて表面が白っぽくなり乾いていたら、たっぷりと水を注ぐ事がポイントです。
特に4月から10月の室温が高い時期は水が蒸発しやすくなります。
土の状態を確かめて、その都度判断しながら水を与えるようにしましょう。
そして寒くなってくるとテーブルヤシは生育を止めます。
生育が鈍ると水を吸い上げなくなります。その時期は土が乾燥しているなと感じてから、さらに2日程度間隔を空けてから水を与える感じで十分です。
あまり頻繁に水を与えると根腐れの原因となり、枯れてしまいます。
冬場はあまり構いすぎないようにしたほうが良いでしょう。
さて、テーブルヤシの成長に欠かせないのが肥料です。
特に4月から9月は肥料でサポートすることによって、元気に育ちやすくなります。
肥料の与え方も難しいものではありません。
2ヶ月に1回程度緩効性肥料を与えるか、液体タイプの肥料を2週間に1回、水やりの代わりに与えてみてくださいね。
テーブルヤシは日当たり、水やりなどに注意すれば、育てやすい品種です。
育て方のコツさえ掴むことができれば、初心者でも丈夫に育てることができますよ。
南国ムード漂う元気で明るいテーブルヤシで、部屋の中をちょっぴりエキゾチックな雰囲気にイメージチェンジしてみてくださいね♪